企業見学に関する生徒のレポートを紹介しています。
見学場所:ICAN                     平成28年7月19日
フィリピンに行った方のお話を聞けて良かったです。貧困で苦しむ人々が存在しているのを知っていても、こうやってお話を聞くと改めて考えさせられます。ただ、苦しんでいる人々を助けるということは、自分には難しいと思っています。それなのにアイキャンの方達は、そういうことを仕事にしているので尊敬します。完全無償でやるなんて人は、よほどのお人好しだと思いますが。本当にやりたくて来た、という人がいる会社?だなと思いました。私でも、書き損じハガキを提供するとかくらいのことはできますが、高校生なので大したことはできません。大人になっても、お金と心の余裕がないと援助なんてできないので、器の大きい大人になれたらいいなと思います。  
(高校2年、女子)

フィリピンのケソン市パヤタスでは、色々な事情を持った大人や子供達がたくさん住んでいます。ゴミ山で働く人達は数知れず、パヤタスはゴミによる腐臭で覆われているようです。学校へもそれぞれの事情で最後まで通えていないとか。パヤタスから出ない理由は、都市に行っても仕事が無いからだそうです。SPNPで働くことでゴミ山で働くことがなくなり、収入も良くなったと言っており良かったなと思いました。実は、ゴミ山ができた原因は、国際条約によってゴミ収集車がないため山を作るしかなく、ゴミ山が大きくなる程強制退去が発生して、貧困に追いやられてしまうそうです。フェアトレードで、フィリピンの過酷な労働環境を変えることができることが分かりました。 
(高校3年、女子)

幼い頃から生活するのに精一杯で十分な教育が受けられず、働きに出るしかない子供達がフィリピンでは沢山いることを知りました。義務教育の制度が整っている日本とは大違い! 今、自分はとても恵まれた環境に置かれていると思います。あと私、よくフェアトレードチョコレート買いますよ!普通のよりおいしいから食べてます。これからも買います。
(1浪、女子)

日本でも戦後間もない人々は、こういうように暮らしていて(少し違うと思うけれど)そういう中で、もっと良くしよう、もっとより良い生活にしようという強い意志を持った人達が、今の日本の暮らしを築き上げてきたのだなと思った。デザインも似たようなものだなと思った。ウェディングプランナー→空港で営業→ICANと若そうに見えるのに、ずいぶん転職していると思った。その勇気と自分の意志を貫く行動力がすごい。    
(2浪、女子)

先日のテレビ放送で、アフリカの家電の廃棄場で暮らす青年の紹介がありました。フィリピンでも似た状況にあるようですが、フィリピンは日本の援助で生活改善されています。少しずつだとしても生活に変化があるならば、私達の学習も努力次第で進歩があるはずだと感じました。  
(社会人、男性)



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